ピアノ再生 "あなたの相棒"が蘇る

ピアノ調律師の技術力で、長年使いこまれて傷みが目立ち始めたピアノがどれだけ蘇ることができるのか、そんな事例をご紹介しましょう。劣化が進んでしまった“深い愛着のあるピアノ”をもう一度再生させたいという強いお客さまからのご要望は、決して少なくありません。ピアノの塗装関連の修復や、鍵盤交換、ペダルや猫脚への交換などは、リクエストの多い再生依頼です。

1.ピアノ塗装関連

塗装について技術的な面から申し上げれば、全塗装や部分塗装はもちろんのこと、黒を白に塗り替えることもできます。また、黒のピアノを木目のピアノにすることもできるのです。

これはケース交換と言います。ピアノの板を全部剥がし、新たに木目用の板で組み立て直してから、お好きな色合いに塗装する方法です。木目と言っても明るい物からダークな茶色、または鮮やかなワインレッド系、ナチュラルなウッド系と多種多様ですので、お客様のご要望に合わせて作成できます。またこの方法ですと、天屋根がグランドピアノのように斜めに開くように作成することだって可能です。

部分塗装の場合は、お預かりから半月~1ヶ月程度、全塗装で、ピアノを引き取り後1~2ヶ月程度かかります。また、ケース交換は通常2~3ヶ月程度ほどお時間をいただきます。

白のピアノ用に塗装された腕木と妻土台(元は黒のピアノ)

2.ピアノ鍵盤交換

1985年、ヤマハが自信をもって世に送り出した「ニューアイボリー鍵盤」(人工象牙鍵盤)ですが、汗を吸う素材で開発された白鍵に、あろうことか黒鍵の黒い塗装が色落ちして見る見るうちに白鍵が真っ黒になってしまいました。当時はヤマハも非を認め、リコール対象になりましたが、鍵盤交換は大変な作業だったためか、特約店の中にはすべての顧客には伝えることが出来なかったようで、いまだにリコール対象であったことを知らずに、使用されている残念なピアノを見かける事があります。

この異常に汚れた白鍵をお使いの方に、当社ではドイツ、ヤーン社の アイボリー色白鍵に貼り替える事をおススメしています。たしかに現在の「ニューアイボリー鍵盤」は改良を重ねたために、変色はしなくなりましたが、使いこんで行くうちに表面がザラザラした感じになっているのをしばしば見受けます。当社がおススメする鍵盤素材はアクリル樹脂系ですが、1989年ワシントン条約により事実上、象牙の貿易禁止となってからは、スタインウェイ社やベーゼンドルファー社のグランドピアノでさえも、アクリル樹脂系鍵盤を使用しているのですから、もはや人工象牙に貼り替える必要は無いと思います。もちろん本物の象牙の肌触りは素晴らしいですしその質感、存在感は別格ですが……。

さらに白鍵だけでなく、色落ちする黒鍵も交換しなければいけません。当社 ではこれは黒檀に交換をおススメしています。黒鍵はプラスチック系ですと、滑ってミスタッチしやすいですから、断然黒檀がいいです。質感もよいです。天然木に黒く塗装したものだと、また色落ちしないか心配ですし、価格もそれほど変わりません。こちらもドイツ、ヤーン社の部品を使用します。

汗を吸う素材で開発された白鍵に、黒鍵の黒い塗装が色落ちしたもの

3.ペダル回り簡単フェルト交換

昭和40年~60年ころのヤマハピアノのペダル回りに使用されていたフェルトはモスグリーン色でしたが、今見ると磨り減って切れていたり、そもそも色自体くすんでしまいまるでカビでも生えているのかと言うお客様もいるぐらいです。1時間ほどの簡単修理で見違えます。

ペダル窓フェルト貼り替え前~フェルトがすり切れてる

4.グランドピアノの2本ペダルを3本ペダルに交換

古いグランドピアノをお使いの方は、ペダルが2本しかないので、お困りの方も多いようです。当社では2本ペダルのピアノを、3本ペダルに交換する、ピアノ再生をおこなっております。

2本ペダルを右側の3本ペダルに交換します。見た目はそれだけしか変わりませんが、ピアノ内部の細かな部品交換を必要とします。

作業期間は3日間で、料金は\168,000(税込み)出張料別となります。詳細はお気軽にお問合わせください。

左側2本ペダルを右側の3本ペダルに交換していきます。

5.ピアノ直脚から猫脚交換(チッペンデール加工)

近頃とても人気の高い猫脚(チッペンデール)ですが、そのためにわざわざピアノを買い換える訳にはいきません。そもそもチッペンデールのピアノは価格も高いので、あきらめられたという方も少なくないと思います。そんな方に朗報です。当社では直脚を素敵な猫脚に変更する作業が人気です。また作業はピアノを寝かすスペースさえあれば、お客様の御自宅でもできますので安心です。写真は木目(ウォルナット)のピアノですが、黒でもワインレッドでも、ピアノに合わせ塗装をしますので、どんな色のピアノでも大丈夫です。猫脚に交換してあなただけのピアノにカスタマイズしませんか?

猫脚交換前の木目(ウォルナット)の直脚のピアノ

お問合わせ先

Y.K PIANO FACTORY

小林泰浩

住所: 〒336-0963
さいたま市緑区大門1679

TEL: 048-705-0440

FAX: 048-705-0442

営業時間 10:00~18:00
定休日  火曜日

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